生きることを夏の終わりに考える。

そういえば楽には生きてこなかった。

苦悩は眠らない。

だけど、人一倍頑強なこの身体が、食べ、動き、考え、眠り、そして繰り返し目覚めてきた。

 

生きるとは。

答えは出ないが、答えが解る瞬間は訪れるはずだ。

生きることを無意識でも意識的にでも止めた時ではないかと思う。

 

幼い頃寝る前に、心臓の鼓動に合わせて脈打つ音をじっと静かに聴いていた時を思い出す。

合間で、急に脈が止まったのか?と思わせる間が何度もあり恐かった。

漠然と死にたくないと願った。

 

どうやらそう簡単に死ぬことはなさそうだとタカをくくっている今の自分は、

恐怖を感じる時が少ない。

恐怖を感じていた時間は、今何を感じているのだろう。

 

飽きが殆どの時間を支配し始めた今の自分は、

悩みらしい悩みも殆ど消えてしまい、状況を変えようとする気も起こらない。

ただ、俯瞰で自分を見つめ眺め、贅肉をつまみ「ははっ」と乾いた笑いをする。

 

ドクッ、ドクッ、ドクッ。

チクタク、チクタク、チックタック。

 

焦れ。焦れよ、俺。

 
ころまん阿部

ころまん阿部

職業:映画監督(作品なし)。小説家(当ブログ掲載)。脚本家(いっぱい)。。お酒の申し子。
経歴:中学校卒業後、電気工事士として働きだす。その後実兄二人の立ち上げた会社に参加、関連会社立ち上げで香港移住。父親他界の半年前に、父親の事業に叔父と共に参加。それら零細企業の経営を約10年。稼ぎは多いが飲み過ぎがたたり2016年末にアル中判定。全ての仕事から離れ今に至る。良く言えば楽隠居。迷いに迷う20代後半。
月、水、金(11:30更新)

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