8/26メイウェザーvsマクレガー~世紀の一戦が幕を開ける~② / The Money Fight: 試合予想

メイウェザーの圧勝

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大方の予想通り、やはりメイウェザーの圧勝が妥当であろう。なんといってもボクシングルールの試合だ。

いくらマクレガーが天才的な当て勘と強い左を持っていても、ボクシングにおいてはパッキャオ、マルケス、モズリー、デラホーヤ、ハットン、さらにはカネロといったスター達を何もさせずに下してきたメイウェザーには通用するとは考えにくい。

フットワークでかく乱して、マクレガーの打ち終わりなどを狙ってタッチボクシングを繰り返しポイントアウト、あるいはマクレガーの動きが鈍るであろう後半にチャンスを見出しノックダウン、ノックアウトという形も考えられなくはない。

ただメイウェザーが勝つという予想は妥当すぎてあまり面白くない。

 

マクレガーが勝つにはどうする?

なのでマクレガーが勝つ場合について考えてみようと思う。

マクレガーが勝つとすれば序盤でのKO以外あまり予想出来ない。

マクレガーがメイウェザーを下す上でポイントとなるのは

・距離感
・体格差
・リズムの違い

ではないかと思う。

 

~距離感~

距離感で言えば、まずボクシングは距離が近い。パンチしかないため自然と距離が近くなる。スピードとフットワークで相手との距離をはかるメイウェザーですらそうだ。

これが、パンチにキックを加えたキックボクシングになれば距離はボクシングより遠くなり、そこにタックルなどのテイクダウンを加えたMMAでは更に距離が遠くなる。あまり近くで打ち合うと相手に組まれるからだ。加えてグローブが小さいため全てのパンチをガードしきれるわけでもなく、必然的に長い距離から一発狙って飛び込む攻撃が多くなる。
(もちろんベースとして北米のMMAファイターはボクシングの技術をしっかりと習得はしているが)

メイウェザーが普段戦っているボクシングの近い距離ではなく、MMAの長い距離での戦い方をキープできればメイウェザーがリズムに乗り切れない可能性はある。
そしてマクレガーはサウスポーであるためさらに距離は長く感じるだろう。

メイウェザーのL字ガードはオーソドックスの選手に対しては、ほぼ背中(パンチを当てていけない側)を見せるため、急所を隠し、相手の攻撃を限定的にすることが出来るから有効だが、サウスポーに対しては左の攻撃をもろに正面から受けるためそこまで有効ではない。現にパッキャオやジュダーといったスピードのあるサウスポーに対しては何発か被弾している。

マクレガーにパッキャオやジュダーのようなスピードがあるとは思えないが、すでに述べたように長い距離から攻撃することに対する慣れと当て勘がある。リズムに乗り切れないメイウェザーが入ってきたところにカウンターの左を当てることも考えられる。

 

~体格差~

そして体格差。身長では2センチしか変わらない両者だがやはり体格はマクレガーの方がでかい。身体のパワーではマクレガーの方が圧倒的に上だ。ただマクレガーがその体格差を活かしてガンガンプレッシャーをかけるタイプでもない上、メイウェザーはカネロのプレッシャーをもかわして空転させているためあまり重要なポイントではない。だが、一応マクレガーがメイウェザーに優っているポイントではある。

 

~リズム~

そして三つ目は、リズムの違いだ。
最初の距離感のところでも、普段と違う距離をキープされてメイウェザーがリズムに乗り切れない可能性があると書いたが、それはあくまで距離感がもたらすもの。
ここでいうリズムの違いはズバリ、一般的なボクサーとマクレガーのパンチの違いだ。

マクレガーのパンチの打ち方は独特だ。構えをコロコロ変えながら半身の姿勢で一発打ってきたかと思えば、そのまま上半身だけ前のめりになった状態でパンチをまとめてきたり、ボクサーが使わないようなフェイントを使ってパンチを当てにきたりする。加えて全体的にメイウェザーが相手にしてきたボクサーよりスピードがない。メイウェザーからしてみれば普段の相手よりマクレガーのリズムはゆったりしているのだ。かといってパンチ自体は遅いわけではない。何度も言うようにマクレガーには当て勘があるし、パンチそのものは力みがなく、モーションが小さく細かく打ってくるため鋭く見えにくい。この独特なリズムは意外に厄介だと思うのだ。

ただこういった要素も、ラウンドを重ねてメイウェザーがマクレガーの動きに慣れてしまった後ではあまり有効的に作用しない。

そして、マクレガーが仮にMMAのリズムではなくボクシングで勝負するようなことがあったらこれらの要素はまったく功を奏さない。最近のマクレガーのボクシングトレーニングを見ていると、上手いとは思うがメイウェザーに勝てるようなものではない。技術もそうだがメイウェザーには圧倒的な経験値があるのだ。

あくまで試合序盤、普段のMMAのリズムで戦うという前提があってこそ上記の要素は活きてくる。

 

~筆者ダイキンマン的分析、勝つ要素とは?~

最後に一つだけマクレガーが勝つ要素を付け加えるなら、それはマクレガーが”持っている”という点だ。なにかをしでかす要素がマクレガーにはある。アルド戦がそうだが、スターがスターたる要素がこの、持っているか持っていないか、なのだ。マクレガーには奇跡を起こせる”何か”がある。

メイウェザーがこの試合に勝って、マルシアーノの記録を超える50勝目をあげることに否定的な人は多いだろう。そりゃそーだ。
だが引退してるとはいえ史上最高のボクサー候補のひとりといわれるメイウェザーが、ボクシングデビュー戦の新人に負けるというのはさらに重大な問題ではないか。

じゃあ、メイウェザーを応援する?

いやいや、筆者は是非ともマクレガーのアップセットに期待したいのだ。
ボクシング関係者、ファンには悪いが、マクレガーが勝つ方がこの先のボクシング含めた格闘技界、さらに面白くなるではないか。

マクレガーほどアメリカン・ドリームを体現している者は他にはいない。まるで映画のロッキーのようだ。2戦目でアポロを打ち破って真の王者となったロッキーのように、マクレガーには是非とも大きな大きな花火を打ち上げて欲しいと願う。

 

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ダイキンマン

ダイキンマン

お酒と美味しいもの、音楽、楽しいことをこよなく愛するLove&Peaceが信条のオスです。小学生の頃から格闘技を嗜み、格闘技が大好きです。だから書く記事もそっちよりになります。都内在住ですが南国のリズムで生きてます。海大好きです。あ、実は湘南育ちです。あ、あと幕末とかも好きです。夢追い人です。ポジティブ思考です。よろしくお願いします。

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